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神の領域 [十字架]


ある日 ぴんぽ~んと チャイムが鳴りいつものように「聖書のお話を」の人たちがやってきた。
わたしはそのころ 怖いもの知らずで どこへでも出かけ 祈り証し喜びに満たされていた。で、友人がこの人たちが来たとき 「子供が風邪を引いているのに 親に手を引かれて回っていたのを見て思わず祈っちゃった」というので わたしにもそのような機会が与えられたら と思っていた。それでチャイムが鳴ったら 玄関に顔を出した。するとそれはわたしの知っている人だった。祈りの友の上の階に住んでいる人だから。それでつい どうぞと言って家に入れてしまった。わたしはこっそり電話の子機で 祈りの友を呼び出し来てもらった。やはり論争になり祈るどころではなかった。人格的に違うと言うのではなく 霊が違うのだとわかった。それで二人は帰られたのだが ドアを閉めて コピー機をつけたとたん ばんっと家中の電気が消えた。わけがわからず電気屋さんに来てもらうと 配電盤がだめになっていた。原因がわからないので電柱から関電に調べてもらったけれど やはり理由はわからなかった。教会のビデオテープをダビングしていたビデオと メッセージテープをダビングしていたテープデッキが壊れていた。配電盤工事は10万円。いったいなぜ??祈っていると「神の領域」と言う言葉が浮かんできた。そうだ これは神の領域なのだ。伝道のつもりでも 入ってはいけない危ない領域がある。そこに踏み込んでしっまって警告が来たのだと思った。それ以来 ほかの宗教に関しては 見えるけれど見ないようにしている。


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